つい先日、ミケ子のプリスクールの卒園式に家族全員で参列しました。5歳は日本の幼稚園だと年中ですが、アメリカでは一年早く義務教育がスタートして9月からはkindergarten(小学校0年生のような感じ)に入学します。
もうプリスクールも卒園かと思うと込み上げてくるものがあるかと思ってましたが、涙涙の卒園式とは程遠いテンション高めなセレモニーでした。ハンカチは一応用意していたけど出番はありませんでした。子の卒園式を経験した日本の友人たちから、式が始まった瞬間から泣けるよ!と話を聞いていたけど、アメリカのセレモニーは日本のそれとは大分趣向が異なるみたいです。
卒園式のプログラムは以下の通り。
はじめに子供達が入場すると園長先生のスピーチがあり、子供達の成長の様子を述べつつ笑いも起こっていました。その後に担任の先生たちのスピーチ。この辺りから眠い&空腹のブチオが暴れ出しゆっくりと写真を撮っている感じではなく…動画担当のノラ吉がビチビチするブチオを抱っこしながら頑張って撮影するも途中からブチオ脱走。ベス子がブチオを追いかけて最後尾をウロウロしていました。トラ美も飽きて集中力がなくなり、ノラ吉が膝に乗せて抱っこしたりしながらなんとか撮影してたようです。
スピーチの後は何曲か子供達の歌やダンスがあり、全員が堂々とステージで披露している姿に感動。歌やダンスだけでなくスペイン語やハンドサイン(手話)も披露していて、学びや実りが多いプリスクールライフだったんだなぁと改めて感じました。そんな最中、ブチオが暴れた末に力尽きて寝てしまったので、片手に爆睡のブチオを抱えつつ最後尾で必死に写真を撮ってました。もう汗だく。
Presentation of Special Awardsでは園長先生が生徒全員に特別賞を授与。ミケ子は「A most artistic of Boys and Girls is…MIKEKO!!」(一番の芸術家はミケ子!)と名前が呼ばれ、立ち上がってお辞儀。他の生徒たちもそれぞれSmile,Social,Dance,Musical,Kind,Adventurer,Actress,Story teller,Dress,BuilderなどGood Pointと共に名前が呼ばれ、観客たちから大きな歓声と拍手が上がりました。
Presentation of Diplomas(卒業証書授与)では名前が呼ばれた生徒が園長先生のところに歩いて行き、丸めてリボンで結んだ証書を受け取ると同時に握手をします。その後、逆サイドに並んでいる担任の先生たちと順番に握手をして席に戻ります。
再び生徒たちの歌とダンスが終わったタイミングで爆睡のブチオのおむつ替えへダッシュ。流石に目覚めた寝起きのブチオと空腹のミケ子とともに、セレモニー最後のダンスタイムは最後尾でウロウロしてました。涙の出番なし。
子供達の写真撮影が終わったあとは園庭にでて自由にピクニックタイム。このスクールは芝生の園庭がとにかく広く、急な斜面に段々畑のように遊びエリアが4段ほど作られています。この広々とした園庭に各家庭持参したピクニックシートを広げてランチ(ピザやサンドイッチ、タコスなどが多い)を食べつつ、自由に遊具で遊んだり、特別に設置されたバウンスハウスで跳ねたりして過ごしました。アイスクリームワゴンもきていて無料でアイスが振舞われていました。
この日は本当にお天気に恵まれ、晴天の穏やかなピクニック日和。お弁当には目もくれずにバウンスハウスで夢中で遊ぶミケ子とトラ美を見守りつつ、3人で先にランチタイム。ひと遊び終えてやっとお弁当を食べ始まったところで、仕事に行かなければいけないノラ吉はひと足さきに退散。
ランチよりとにかく遊びたい子供達になんとかお弁当を食べさせ、アイスクリーム屋さんでアイスキャンディーとソフトクリームをもらいました。モタモタ食べているミケ子のソフトクリームが崩壊してベス子の手のひらで受け止めることになり、食べきれなかったトラ美のアイスキャンディーも押し付けられてボタボタと手に垂れたまま自由に走り回るブチオを追いかける罰ゲーム状態のベス子。それでも意地で残りのアイスは食べ切りました。
その後も子供達は自由に遊ぶ間、先生たちと談笑したりクラスメイトのママ同士で雑談して過ごしました。タイミングを見てミケ子の担任と、2人の副担任の先生に一年間のお礼を伝え、amazonのギフトカードとミケ子手書きのメッセージカード、スナックを詰め合わせたミニバッグを渡しました。どの先生からもこの1年間でミケ子がどれだけ成長したか、友達と楽しそうに過ごしていたかなどの様子が聞けて嬉しい気持ちになりました。卒園式には先生にギフトを渡すのが一般的かと思っていましたが、この日に渡している生徒はほぼ見かけませんでした。まだミケ子を含め8月末まで通う生徒も多いので、最終日近くに渡すのかもしれません。
解散は自由ですが結局14時にクローズ予定のギリギリまで遊び、残り家族も少ないと頃でやっと退散しました。帰宅の車内で寝ると予想していたブチオは寝ず、あえて15分ほど遠回りをしてドライブしたのに結局寝そうにないので諦めて帰宅。家に到着したと同時にまさかのトラ美が寝てしまったので、車に載せたまましばらく寝かせることに。せっかくなのでその間に戦車をしつつ、ミケ子とブチオは水遊びをしてました。しばらくしてトラ美を起こして家に入りたかったベス子ですが、寝起きのトラ美もそのまま水遊びに突入してしまい結局2時間近く家の前で水遊びをしてました。
その後はびしょ濡れの3人をシャワーに入れ、猛ダッシュで夕食を作り、食べさせ、ヘロヘロになった頃ノラ吉帰宅。遅れて大人も夕食を食べました。
長い長い一日でしたが、子供達(特にミケ子)が楽しそうで何より。ミケ子、卒園おめでとう!