長女ミケ子は小さい頃から偏食です。プロの偏食家。
調子がいいときは食べられるものが片手で数えられるくらいの種類しかなく、ベス子も本気で頭を抱えて毎日悩んでいました。今ではすっかり悩むことから卒業して諦めのステージへ。今まであらゆる方法を試して頑張ってきたつもりだったけど親の頑張り云々でどうにか食べられる問題ではなく…もう本人の気持ち次第。いつか成長に合わせて食べられるようになるといいな〜とやんわり期待しています。いや絶対にそうであってくれ!(やんわりとは)
そんなミケ子(5)の今現在食べられるメニューは以下の通り。
⚪︎白米 ⚪︎うどんとそうめん ⚪︎唐揚げ ⚪︎焼鮭 ⚪︎納豆 ⚪︎餃子 ⚪︎コロッケ(大量のソース必須) ⚪︎お好み焼き(大量のソースマヨ必須) ⚪︎焼きそば(紅生姜必須) ⚪︎チキンナゲット(ケチャップ必須) ⚪︎ペパロニピザ ⚪︎味噌汁の上澄(具はむり) ⚪︎ヨーグルト
フルーツは好んで食べないけど、とりあえず食べられるもの。
⚪︎いちご ⚪︎ラズベリー ⚪︎りんご ⚪︎ぶどう ⚪︎バナナ
野菜はほぼ全滅だけどこれでもかなり食べられるようになったミケ子。1年ほど前は白米と納豆と牛乳しか受け付けないという時期が長く続いていました。アメリカでは納豆が手軽に安く手に入らないのが難点で、しかも納豆の種類にも好き嫌いがあり、自家製の納豆は絶対に食べてくれない。
ママ友がカレーは絶対に外さないメニューと聞けば作って撃沈し、いちごは子供が全員好きな果物と聞けば奮発して購入した高級イチゴは一口も食べず、みんな大好きオムライスはケチャップを舐めるのみ。その繰り返し。ベス子も食事の時間が憂鬱で憂鬱で、一口も食べずに嫌い宣言をするミケ子にイライラしたり、ご飯をなんでも食べる子供を羨ましく思ったりしてました。それが今では決まったメニューだけを食べるので作るもの案外楽という状況で落ち着いています。(他の家族は別メニューで作るので完全に楽というわけではない)
ミケ子は母乳の時期から飲む量が少なめで低体重気味だったので、小児科に何度も体重チェックに通いました。小児科医の勧めで4ヶ月から離乳食をスタートさせましたが食いつきはあまりよくなく、品数もなかなか増えない。それでも5歳の今よりはよっぽど種類豊富に食べてたな。。1歳後半あたりはミネストローネや中華スープ、カボチャスープなど野菜が食べられるメニューがわずかに存在していましたが、2歳になるとある日突然にそれら全てが嫌いになりました。肉ダメ、魚ダメ、野菜ダメ、フルーツダメ、乳製品ダメ、とにかく白米のみ。ご飯に色んな種類のふりかけをかけておかずの雰囲気で食卓におにぎりのみを並べてる時もありました。
白米期の後に突然の牛乳ブームがやってきて、やっとカルシウムを摂取できると狂喜しミケ子が欲しがるだけガブガブ飲ませてました。お腹を下そうとそんなの関係ねぇ。とりあえず今はホルスタインに育ててもらおう。冷蔵庫に牛乳3パックのストックは欠かしませんでした。
ちなみにアメリカの牛乳は1ガロン(3.78リットル)のバカでかいサイズが普通に売られていますが、猫宮家はハーフガロン(1.89リットル)を購入しています。一度ガロンを経験するとハーフガロンが小さく見えるマジックで、それに慣れると日本の1リットルパックがミニチュアに見えてしまう不思議。アメリカの牛乳はなぜか賞味期限が異様に長いので買いだめしても問題なし。ちなみに常温保存できる牛乳も売っていて、念のためにそれもストックしてます。牛乳の在庫切れ恐怖症。乳製品についてはアメリカと日本の違いを感じるところが多いのでまた別記事にまとめます。
話は戻り。野菜嫌いのミケ子が唯一好んで接種する野菜がトマトジュース。結構野菜感強めの独特なとろみがある赤い液体をぐびぐび飲みます。飛行機に乗ったら必ずトマトジュースをオーダーするので妙にこなれ感がでるミケ子。
市販のトマトジュースが好きならばとトマトスムージーを作ってみたこともありますが、安定の拒否。飲んでもいないのに皮が嫌だとか種の粒々が嫌だとか。そんなに食感に文句が止まらないならサラサラジュースならどうかと、ものは試しでスロージューサーを購入しました。するとこれがハマり自家製野菜ジュースを飲んでくれるようになりました。嬉しくて調子に乗っているのでこのジューサーについてもまた別記事で書く予定です。その頃には野菜ジュース嫌いになってたりして。
子供達(特にミケ子)は本当に悩ましくて日々のストレスですが、これからもあれこれ試しつつ偏食家と奮闘します。