日本へ一時帰国するまでの話①

アメリカ生活

6月末から約1ヶ月、家族全員で日本へ一時帰国していました。毎回一時帰国のたびにトラブル発生で大騒ぎするのが恒例の我が家。今回も例に漏れずトラブル続出だったので記録に残します。

まず出発までが大変。

5歳のミケ子は5年パスポートの期限が切れる年なので更新が必要でした。しかもアメリカ生まれのミケ子は二重国籍なので日本とアメリカのパスポートがどちらも必要。日本のパスポートはニューヨークにある日本総領事館で更新手続きが必要ですが、そこまでも3時間ほどの道のりで遠いし、子供3人連れてのマンハッタンの移動は大変だし治安も不安。なので昨年の秋にまだパスポート期限が半年以上残っているうちに1日出張領事館(日本大使館や日本総領事館から遠隔地に住む日本人向けに行われる地方都市へ領事館窓口の出張サービス。1年に2回ほど行われる。あらかじめ予約必要)を利用して更新しておきました。

まずは一日出張領事館の日程をチェックし、その二週間前までにニューヨーク総領事館までに申請書類一式を郵送します。日程が発表されるのが1ヶ月前ほどなので郵送のリミットがかなり厳しく、毎回間に合うかあたふたするのが慣例。まず日本の本籍地から戸籍謄本の取り寄せが必要。しかも本籍地が実家から遠隔地なので日本の家族に郵送で取り寄せをお願いし、そこからさらに国際郵便でアメリカまで送ってもらいました。郵送リミットの1日前にギリギリで戸籍謄本が我が家に届き、そこから大急ぎで郵便局から速達で総領事館に送りました。

締切当日に書類が間に合い、その時点で出張領事館でのパスポート交付の予約が取れます。あとは出張日の指定の時間にミケ子本人を連れて受け取りに行くという流れ。1人分のパスポート更新するだけでえらい労力。

かなりドタバタしたけど日本総領事館のスタッフはアメリカのそれとは比にならないほど親切で親身だったので、何度も電話で相談したり対応を検討したりしてくれたので助かりました。問題はアメリカのパスポート更新。

6月に一時帰国予定だったので余裕を持って1月に更新を申請したのですが、5月になってもまだ交付されず。散々まった挙句にポストへ投函された1通の封書には以下のように書かれた書類が入っていて絶望でした。

『パスポート更新の申請書類に不備があったので再度手続きしてください』

4ヶ月も待って今更!な展開に嫌気がさすも、それがアメリカ。諦めて再度更新手続きをして交付を待ちました。しかし寝てど待てどパスポートは届かず、結局一時帰国の日を迎えてしまうのでした。どうなるミケ子のパスポート…次に続く。

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